かごしまの子どもたちが創った音楽(第36回鹿児島県児童生徒作曲コンクール受賞作品演奏会)

(趣旨・目的)ともすれば実演(歌唱・楽器演奏)や鑑賞の分野に偏りがちな学校音楽教育現場で手薄になりやすい創作(作曲)分野への取り組みを促し、児童生徒の表現手段を多様化することをとおして健全育成に寄与し同時に児童生徒の文化・芸術(音楽)活動の普及・促進に寄与する。また学校音楽教育現場と専門家とを繋いで音楽教育の質的向上・発展を図る。
(実施時期)

9~11月作品募集・審査選出

R4.1月10日(月・祝)受賞作品演奏会

(実施場所・施設名)

LAGBAG MUSIC TOGOホール

(鹿児島市新屋敷町26-23)

 

(実施回数・日数)

1日

1回

 

(内容)①県下の小中高等学校約400校にDM便にて開催要項を送付、開催を周知。

<声楽作品部門課題詩提供:東光恵・有光あきら・大澤榮各氏、器楽作品部門課題モチーフ:鹿児島  作曲協会作成>

①      各教育現場が創作指導に取り組む。現場の指導者は、「旋律の作り方」「記譜のしかた」     「(声楽作品部門)課題詩の解釈」について指導。(その際当作曲協会が行っている音楽指導者むけ創作指導ミニ研修などで指導者をサポート)

②      児童生徒の作曲作品を公募。154作品が応募された。(有課題。1課題詩による声楽作品2課題モチーフによる器楽単旋律作品3課題モチーフによる器楽単旋律以外の作品の3部門)。

③      9名の審査員が審査・選出。演奏発表による顕彰対象の15~20作品のほかに入賞、入選など約100作品を表彰対象として選出。

審査員:石田匡志(鹿児島大学教育学部准教授)

久保禎(鹿児島国際大学大学院教授)

幸多優(県立串木野高校教頭)

上白木勤(元中学校校長)

郡山裕子(元小学校校長)他   選出作品:別紙

④      専門家による編曲。

声楽作品演奏 バリトン独唱:巻木春男(鹿児島オペラ協会)

ソプラノ独唱:大澤としこ(鹿児島オペラ協会)

ピアノ:伊地知元子(県立松陽高校音楽科非常勤)

⑤      器楽作品は自演または作曲者の準備する演奏者。

⑥      受賞作品演奏会で作品顕彰・主催団体会員による実作で範例を示す。小規模演奏会とし、録画 を配信、参加各学校、応募者、保護者、希望する音楽指導者、その他一般に無料公開する。

⑦      入賞入選者への表彰用品(賞状・楯)を配送・配達後、校内表彰してもらう

 

(主催者側参加者数)5名 (一般参加者数)23名
(特記事項)※新型コロナウイルス感染症防止のために行った取組についても記入してください。

表彰式を公開にしない。演奏会を録画配信中心にする。演奏録画終了者から退席。演奏者の1/4~1/10の健康チェック・行動チェック表提出。演奏者以外の入場者(学校音楽教員、親族)の名簿を作る。マスク着用。手指消毒。検温。

(活動の成果)

①     児童生徒の文化芸術活動(音楽創作)が活性化された。②多様な可能性が発見され

表現手段が多様化されることによって健全な育成がなされた。③学校音楽教育に専門家の活動が連結され質的向上が得られた。④審査・編曲・演奏にあたった専門家と作曲した児童生徒が音楽創作について交流できた。

共催・後援・協賛者名等とその役割 (名義後援)鹿児島県・鹿児島県教育委員会・鹿児島県音楽教育連盟・南日本新聞社・MBC南日本放送・NHK鹿児島放送局・KKB鹿児島放送)