皆様、新年あけましておめでとうございます。

昨年に引き続き鹿児島作曲協会としての活動に尽力してまいりたいと存じ上げております。

変わらぬ皆様のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。                                  

 

 

 

 

以下の記事はかごしま芸術文化 116号(鹿児島市芸術文化協会会報) ”【特集】新年の誓い”にて掲載されたものです。この特集には鹿児島写真協会 末吉 敏氏、日高バレエ 日高 千代子氏などの投稿も掲載されております。

 


 

立ち位置     伊地知元子

「残りの人生に何を優先して生きるか」・・・ある年齢に達すると、だれもが行きつく境地です。そしてその分野での自己の立ち位置も確定してくるのです。理事長(西はまこ)副理事長(伊地知)ともども、小異こそあれ、「生きているうちにするべきこと」の中のひとつとして「NPO法人鹿児島作曲協会」での働きを選択した者達です。会の創立からは43年。主催する「鹿児島県児童生徒作曲コンクール」も昨年度で第30回を越えた今、先人たちの創始の様子は、想像の中にしかありませんが、「ここ鹿児島で、音楽創作という自己表現方法のすそ野をひろげ、頂を高めたい」という想いはおそらく膨らみ続けているのではないでしょうか。

「自分の立ち位置が重要であればあるほど、受け取った松明をうしろに渡す方法に心を砕くべきである」というのが今の考えです。

(NPO法人鹿児島作曲協会副理事長兼事務局長)