第４０回記念作品演奏会
鹿児島作曲協会誕生４０周年を記念して
２０１３年１月２７日に鹿児島市民文化ホールで
協会員の共同作曲による創作ミニオペラ演奏会を開催しました。
40年前、鹿児島市芸文協誕生と時を同じくして「作曲研究グループ（現・鹿児島作曲協会）」が生まれました。作曲という、極めて個人主義的な孤独な行為をグループで・・という不可能に近いことを志しながら、どんな熱い語らいや追究が重ねられてきたのでしょう。
以来、毎年の「作品演奏会」や「鹿児島県児童生徒作曲コンクール」、音楽教員対象の月例「作曲ミニ研修」等が休むことなく続けられてきました。
さて、作品演奏会が第40回となる今年度、「作曲協会ならではの」舞台を準備しています。会員の共同作曲による、「創作ミニオペラ『おやゆび姫』」。よく知られたアンデルセンの童話に「純潔・貞節・幸福な結婚」というテーマをもりこんで歌詞化、会員がリレー式で分担作曲。さらに、各担当曲の楽節を交錯させたり、重ね合わせたり、ある作曲担当者の創ったモチーフを、他のメンバーの担当曲の部分に登場させるなど、楽しい工作で一貫性のある作品に・・・。予算・人材とも想像を絶する厳しい条件下でうまれてゆくこの作品が、同時に、芸文協40歳への明るいバースデープレゼントとなりますよう・・・。
鹿児島市芸術文化協会創立40年によせて
NPO法人鹿児島作曲協会のよりくみについての紹介文より
